リィンバウム/理想郷 [Emiko Bleu]

PSPサモンナイト3・4の「ギャラリー」で流れている歌です。サモンナイトシリーズは世界観がとても好きで、今でもたまにプレイしています。出会いはたまたまPS2サモンナイト3に惹かれてでした。プレイした順番は、3→1→2→4→5で、良かったな、と思っています。

君が微笑む時いつも
泣きたいくらいに
今日という一瞬が愛おしくなる

だけど未来には
持ってゆけない輝きだから
ただ毎日積み重ねてゆくよ

今の瞬間がどんなに楽しくて、ずっと続けばいいのに、と思うとともに、どこかでは、この楽しさも終わりがあるんだろうな…と感じること、あります。

でも、だからこそ、楽しい瞬間を大事にしたい…頭でわかってても難しいけれど、そうありたい、です。

図書館では教えてくれない、天使の秘密 [ミラク from 原宿 BJ Girls]

神様家族」のエンディングテーマです。「神様家族」はハマッたライトノベルのひとつで、今でも好きな作品のひとつです。「神様家族Z」の続編は、もうないかもしれません…。この歌の好きなところは、意中の相手に想いを伝えるとき、最初は神頼みだったところが、最後は自立していく…というストーリーがあるところです。

最初は、

神様お願い 切りすぎた前髪 すぐ戻したい
なんとかしてよ 答えなさい!

と、かなり無茶な「神頼み」で、そんなこと無理じゃないか、だったのが、次には、

神様お願い 彼の好きな曲を すぐ教えてよ
二人して仲良く 歌うの!

と、自分であとちょっとがんばれば、というところまで行って、最後には、

神様見てて 意気地なしな気持ち すぐ直すから
なんとかするよ 期待してて!

と、自分で頑張るよ、となっています。

このストーリーがとても共感できて、聞くと励まされる気持ちになります。神様は、いるかなと思っていますが、見てくれている「だけ」と思います。でも、「平等に見てくれる」というのは「だけ」でも、とても難しいことだと思います。個人的に、神頼みは、「頑張るから、神様、見ていてください」と決心する行為だと思っています。そういったことを歌ってくれるのが、この歌、です。

ため息 [柴田淳]

「ため息をすると幸せが逃げる」という説があります。自分も、ため息、よくつきます。でも、ほとんどが一人の時で、「ああ、自分、うまくいってないな…」と感じていることが多いです。

歌詞の部分で、

それでも やっぱり
きっと僕はここに戻ってくる
わかるから 自分だもの
意気地のない弱い僕だから

もし、人生をやり直すことができたとして、いろいろなところに行くかもしれないけれど、やっぱり今いるここに戻ってくる。歌詞では「意気地のない弱い僕」と言っていますが、「ため息」をつきながらも、それを受け入れて、今を生きていくんだ…というように僕は思えるのです。

そういう意味で、「ため息」は、自分を受け入れた時の覚悟というか、そういったものが実は込められているんじゃないか、そういった「ため息」をこの歌は歌っているのだと思っています…。

僕が生まれた街 [奥華子]

「遠いこの街で」もそうでしたが、「街」、特に「ふるさとの街」を唄っている歌、好きです。この歌も、生まれた街からはなれた場所で過ごしていく人への応援歌、だと思っています。

この歌の最後は、

忘れない 忘れない 僕が生まれた街を
いつだって思い出す 大切な人がいる
オレンジの花が咲く 空を見つけに行こう

と締めくくられます。たぶん、生まれた街に帰ることができなくても、その記憶を大事にして、生きていこうよ、というメッセージなのかな、と思います。自分も、将来に不安ですごく苦しかった時、幼少期を過ごした街のことを見返していたことを、ふと思い出しました…。

I've Never Been Short of a Smile [Gilbert O'Sullivan]

オサリバンの曲は、「Alone Again (Naturally)」から好きになりました。この曲は、アルバムを一通り聞いていたなかで、とても好きになった曲です。

正直、歌詞を理解したいという気持ちはありつつ、なかなか理解できていません…(英語が苦手だ、というのもあります)。それでも、優しくもちょっと物悲しい感じのメロディーが好きです。歌詞を理解できたら、もっと好きになれるかもしれません。I wish I were a native English speaker....

タイトルの「I've Never Been Short of a Smile」、「どんな時も(苦しいときだって)微笑みを絶やさないよ(絶やさないでいるよ)」、それが理解できただけでも、満足かもしれません。

ありがとう [AKKO]

聴いて1回で好きになった曲です。『To Heart 2』のエンディングテーマで、PS2の初回限定版のサントラにも収録されていました。そういえば、最初は由真エンディングでした。

ずっと優しいゆっくりしたメロディーが、聞いていてほっとした気持ちにしてくれます。あと、

最近の私 愛想振りまいて
気遣うことばかりになって
馴染めないでいる

という歌詞のところ、共感できる部分が多いです。自分も、どちらかというと愛想が良いほうだと思うのですが、その分、ちょっと辛いな、と思う時もあるので…。また、

ありがとう 忘れない
沢山の思い出達 また夢を見せて

という最後のところも、好きなところです。現実も見なきゃだめだよ、でも、時には思い出が夢を見せてくれてもいいんじゃない、というメッセージだと、自分は思っています。

遠いこの街で [皆谷尚美]

「自分が今まで一番聴いた歌」だと思います。劇場版アニメ『カードキャプターさくら』の主題歌だったことから、何気なく聞いたのがきっかけでした。

メロディーも好きだし、何より歌詞がとても琴線に響きます。それは今でも変わりません。特に、

生まれた街で夢見てきた くじける度に思い出す
あの歌のように今できることは 少しでも前に踏み出すこと

というところは、進学をきっかけに「ふるさと」から離れている自分と重ねて聴くことが多いです。

自分を信じて歩いていく時にそっと背中を押してくれる、そんなやさしさを持った歌です。たぶん、これからもずっと、聴き続けるんだな…と思います。